「恭サマのおかげ」舘ひろしさん主演映画『終わった人』名古屋凱旋 中田秀夫監督と舞台挨拶に登壇

映画『終わった人』は内館牧子さんのベストセラー小説が原作で、定年を迎え、朝起きてから夜寝るまで何もやることがなく、世間から“終わった人”と思われるようになった主人公を舘ひろしさんが演じています。公開2日目に名古屋市西区のイオンシネマ ワンダーで映画『終わった人』の舞台挨拶付き上映会を実施され、上映後に主演の舘さんと中田秀夫監督が登壇しました。上映後のスクリーンの前に主演の舘ひろしさんと中田秀夫監督が登場すると「館さーん!」「きゃー」と言った女性の声の中に「カッコいい!!」「お帰りー」と男性の声も交じり、舘さんが「みなさんこんにちは。館ひろしです。」と挨拶すると「大好きー」と声が止まず「ちょっと静かにしてもらっていい?」と笑いながらお客さんを静止し「楽しんでもらえたでしょうか?」と問いかけると大きな拍手が起こりました。中田監督は「2年前に原作を読んで、すごく面白いと思って笑って泣ける良い話になるなと想像しながら企画を進めて、2年でここまでたどり着いたのはとても感慨深く思います。」と挨拶をされました。
映画『終わった人』について舘さんは「あまりにネガティブなタイトルなので、お断りしようかと思ったのですが、脚本を読んだ時、面白かったのとリングを作られた中田監督とご一緒したかったので、お引き受けしました。」と話しました。ホラー映画の監督というイメージが強い中田監督は内館さんの原作の面白さに惚れ込み大人のコメディとして映画化を熱望したそうで、舘さんへのオファーについて「カッコいい館さんに演じてもらうのでお腹をボテっとしてください、最初はダサくダサくしてくださいとお願いしたところ、(舘さんは)『俺、何を着ても似合っちゃうからなぁ』と言われました。グレーのジャンパーに中にもグレーを着るのは休日の僕のファッションなので。」とお客さんを笑わせていました。
上映後の舞台挨拶だったので、お客さんにもう一度見てほしいシーンを聞かれた舘さんは「美女を追いかけてスポーツクラブに入っていく(シーンで、)ガードレールに躓くところ。」と答え、「そういうテクニックは柴田恭平さんに習ったんですけど、今回は本当に恭さまに感謝していて、恭さまイズムのお芝居がいっぱいありました。」と話しました。

舘さんがサングラスをかけて広末涼子さん演じる女性を尾行するシーンについて中田監督は「衣装合わせでダークスーツにサングラスバージョンも着ていただいたのですが『あぶない刑事』が入りすぎて、柴田恭平さんが横走りするくらいまでしないとなぁという感じだった。」と振り返りました。壮介の尾行シーンは『あぶない刑事』を彷彿とさせ、広末さんのあるセリフはアドリブだったとのことなので注目です。

舞台挨拶もラストとなり中田監督は「笑って泣ける人情劇が前々から撮りたくて、大人による大人向けの映画を作りたくて、こうやってみなさんにお披露目できて、嬉しく思います。」とあいさつし、舘さんは「この作品ができて、良かったなと思います。僕はコメディが苦手というか、できないと思っていたのですが、今回できたと言えるとすれば、恭さまのおかげだなと思っています。本当に今日はありがとうございました。」と締めくくりました。