映画『羊と鋼の森』ピアニスト姉妹役で出演の上白石萌音さん・萌歌さん姉妹に名古屋でインタビュー

映画『羊と鋼の森』で上白石萌音さんと上白石萌歌さん姉妹はピアノに情熱を注ぐ姉妹を演じています。初めての経験だった映画での共演について感想を聞かれると萌音さんは「今まではそれぞれが違う台本を持って、家で不安なシーンの読み合わせを手伝うことがあったけど、今回は同じ台本を持って、自分の役として一緒にセリフを合わせたりとか、家で自分本来の役として読み合わせができるのが1番大きくて、おもしろくて、楽しくて、1番の違いですね。」と答えてくれました。萌歌さんは「姉は自分に1番近しい存在なので、家を出て仕事現場に姉がいるという感覚が不思議で、緊張感のある現場だけど、一緒にいるので安心感もありました。姉妹の関係を家から持っていけたので、役作りにもなってよかったです。」と撮影中の気持ちを教えてくれました。
現場にいる萌歌さんを初めて見た萌音さんは「人との関わり方が上手くて、スタッフさんともすぐに打ち解けるし、小さい頃は人見知りで引っ込み思案で、お母さんの後ろに隠れているような子だったので、成長したなと思って。取材とかでも凄く喋っているので、大人になったなぁと思いました。スタートがかかってからの役への入りこみ方、集中力は凄いなと思いました。」と妹の成長を語りました。
また間近でお姉さんがお芝居しているのを見るのは初めての経験だったという萌歌さんは「撮影期間は役のキャラクターがベースになる憑依型というか、取り憑かれる感じで、北海道での撮影の間は姉の中にずっと和音を感じていました。役に飛び込む精神、ピアノも短期間で上達していたので、姉のお芝居する姿が1番、勉強になりました。」とお互いを尊敬し合う姉妹ならではの共演の感想を述べていました。

萌音さんは「賢人くんと亮平さんがナイスコンビで、映画の中でもそうなのですが、2人の空気感がピッタリで、絶妙な間がありました。」と言い「山﨑さんは天然というか柔らかい雰囲氣で、亮平さんはバンバン突っ込んでいて、私たちはずっと笑っていた印象があります。そうやって、場を和ませてくれたのかな?と思います。」と話してくれました。萌歌さんは「映画は繊細で静かなお話なんですが、撮影の現場は和気藹々としていて、私たちの連弾のシーンで(山﨑さんも交えて)3人で変な曲を弾いて遊んでいたら、スタッフさんに怒られていました。」と撮影現場の雰囲気を教えてくれました。
山﨑さんが演じた戸村と萌音さんが演じた和音はどちらかというと陰な雰囲気で想いを内に秘めている役なので、「カットがかかった瞬間に、2人でふざけていました。声を張って喋りたいというのがありました。」と役と自分とのギャップがあったことを本音を交えて話してくれました。