「AKB指原さんの気持ちわかった」映画『万引き家族』帰国後初の名古屋試写会に是枝監督とリリーさんが登壇

名古屋市港区のTOHOシネマズ名古屋ベイシティで行われた映画『万引き家族』東海テレビ特別試写会の上映前舞台挨拶にパルムドールトロフィの入った箱を抱えた是枝裕和監督とリリー・フランキーさんが登壇しました。司会者から「最高賞であるパルムドール受賞おめでとうございます!」と声がかかると客席から大きな拍手が起きました。実際に箱を開いてパルムドールトロフィを見せてくださり、客席からもわぁっと興奮した声が聞こえてきました。是枝監督はトロフィで一度顔を隠し、横からひょっこりと顔を覗かせるなど、重いトロフィをしっかりと見せてくれました。カンヌからの帰国後、一般の方に見せるのはこの名古屋での特別試写会が初めての機会だったそうです。
リリーさんはパルムドール受賞の時は自宅にいたそうで「監督と一緒に授賞式に参加しているスタッフの方とリアルタイムでLINEのやりとりをしながら興奮していました。」監督がまだ呼ばれません!と連絡が来るたびに、パルムドールに近づいていると思ったと当時の様子を話し、「(パルムドールの発表は)AKBの総選挙と同じ発表の仕方なんです。呼ばれなければ呼ばれないほど上の賞なんです。」と教えてくれました。
表彰式の当日のお昼頃に電話で表彰式への参加連絡が来たそうで、何かの賞がもらえることがわかりちょっと胸を撫で下ろす感じだったという是枝監督は「あれだけのスターが集まっているのでそれを楽しむつもりでいたんですが、なかなか自分の名前が呼ばれないので、(パルムドール発表の前の)グランプリ(の発表)でスパイク・リーさんの名前が呼ばれたときに、嬉しいんですけれどもあまり喜びすぎると失礼だなというふうに思いました。」と言うと、リリーさんは「(AKBの総選挙で)まゆゆが呼ばれたときの指原のリアクションみたいな感じです。」と話し、是枝監督が「すごく彼女(指原さん)の気持ちがわかりますね。」と会場のお客さんを笑わせていました。
映画『万引き家族』の撮影中に天候が変わって普通だったら撮影が中止になるような場面もあったそうですが、リリーさんは「子供たちがびしょ濡れで帰ってくるシーンも天然の雨が降っているときに、監督やスタッフがこの瞬間を撮ろうとフットワークよく対応していたのがすごかったです。」と話し、是枝監督は「現場で起きたハプニングも含めて何を面白がって作品の中に残していくのか、それに対応して考えていくのがとても楽しいので、今回はそういうのがとてもうまくいったんですよね。映画の神様が居るとしたら、今回は神様にいろんな場所で祝福された映画なのかなと思っています。」と撮影現場の様子を教えてくれました。映画の撮影中に子供の歯が抜けるというハプニングもあったそうなのですが、そのことも脚本に活かし「起きたことがすべていい方向にまとまっていった。」と話していました。