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2018-05-24

「今日も雨です!」映画『友罪』名古屋での特別試写会に生田斗真さんと瑛太さんが登壇


 

5月25日に公開の映画『友罪』は生田斗真さんと瑛太さんがW主演をつとめていて、凶悪事件を起こした元少年犯と思われる男と男の過去に疑念を抱く同僚の友情や葛藤が描かれています。

名古屋市港区のTOHOシネマズ名古屋ベイシティで行われた中京テレビ特別試写会の上映前に生田斗真さんと瑛太さんが登壇しました。重厚なテーマの作品に向き合った撮影期間を振り返り、犯罪のその後に焦点をあてた本作についての想いを語りながら、共演3作目というお二人がお互いについて新たに発見したことも話してくれました。(取材日:2018年5月23日)

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雨の名古屋に生田斗真さんと瑛太さんが登場!

5月25日に公開となる映画『友罪』のW主演をつとめた生田斗真さんと瑛太さんが名古屋市港区のTOHOシネマズ名古屋ベイシティで行われた中京テレビ特別試写会の上映前舞台挨拶に登壇しました。3000通以上の応募があった中で当選したラッキーなお客さんは、二人が登場すると大きな拍手とともにどよめきと歓声を挙げていました。

生田さんは「各地で舞台挨拶を行っていますが、確実に雨が降っています。今日も雨です。」と挨拶し、生田さんより少し遅れて名古屋に到着したという瑛太さんは「名古屋に近づくと窓に雨粒がついていって、斗真に近づいてきたな!と思いました。」と生田さんと会場のお客さんを笑わせていました。

名古屋で好きなものを聞かれると生田さんは「‟ひつまぶし”が好きで、今日のお昼ご飯に用意していただいた。」と答え、瑛太さんは「映画のキャンペーンで名古屋に来ると、必ず‟ひつまぶし”がいただけるので、本当に楽しみなんです。そのために生まれてきました。」と‟ひつまぶし”への想いを熱く語ってくれました。

【5/25公開】生田斗真さんと瑛太さんW主演の映画『友罪』 瀬々敬久監督に名古屋でインタビュー

映画『友罪』の好きなシーンや見所について

映画『友罪』は少年犯罪や加害者と被害者の苦悩な重厚なテーマの作品を多く執筆してきた薬丸岳氏が神戸児童殺傷事件に着想を得て執筆し、かつて世間を震撼させた少年犯の“その後”を描いた渾身の同名小説を原作とした作品です。凶悪事件を起こした元少年犯と思われる男を瑛太さんが演じ、その過去に疑念を抱く同僚を生田斗真さんが演じています。

生田さんは「観終わった後に映画館の椅子から立ち上がれなくなるような衝撃を覚えた映画となりました。」と語り、瑛太さんは「テーマは重くて大変なものなんですが、ヒューマンサスペンスとしての面白味を感じましたし、観終わった後にどこかかすかな希望のようなものが見えたので、良かったなと思いました。」と重いだけではない映画の魅力を伝えていました。

また20代の頃にフジテレビのドラマ『VOICE[ヴォイス]命なき者の声』で共演していた2人にとって、映画『友罪』は3作目の共演作です。瑛太さんは初共演の頃から生田さんのことを‟俳優として安定感がある”と感じていたと話し「(今回の)斗真の役は難しい役で人間味あふれるものにできたのは斗真だから。」と語っていました。

映画『友罪』では瑛太さん演じる鈴木と生田さん演じる益田の距離が少しずつ近づいていきます。瑛太さんは「(瑛太さん演じる鈴木という)謎の存在を見ながら、少しずつ斗真の表情が変わっていくところ、表情変化は映画の見所だと思います。」と話していました。映画の内容と同じように撮影現場も重い空気が漂っていたそうなのですが、生田さんは「唯一、ホッとできるのがカラオケのシーン。現場の雰囲気も明るくて、スタッフにも笑顔が見えました。」と教えてくれました。

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映画『友罪』に雨は良い環境

映画『友罪』の撮影中に雨や曇りが多かったことが話題になると生田さんは「この映画にとっては先の見えないような天気というのが良い環境だったのかなと、ポジティブに考えると思います。」と言い、瑛太さんは「あまり(雨男と)言い過ぎると死活問題なので…」とフォローしていました。

生田さんは「鈴木は過去の罪を背負って生きているんですが、僕が演じる益田も同じような罪を背負って生きています。お互い過去のトラウマから逃れられずにいて、どこか大人になり切れていない気持ちを大切に演じていたような気がします。」と撮影を振り返り、撮影前に神戸児童殺傷事件の少年Aの手記を読んだという瑛太さんは「僕はキャラクターを愛さないと演じることはできないので、フィクションの中での鈴木というキャラクターをとことん愛して演じようと思った。」と役に向き合った想いを語っていました。

衝撃的な映画の公開を間近に控え、生田さんは「加害者を擁護するわけでもなく、加害者の罪を断罪したいという意味でもなく、人間はダメな部分もたくさんあるけど、人間っていいものだよねとどこか希望を感じられるような僕らの願いの詰まった映画です。」とこれから映画を観るお客さんに気持ちを伝えていました。瑛太さんは「観てくださった方の感想や声が映画が歩んでいくために一番必要なことなんです。たくさんの方に伝えていただけたらと思います。楽しんでください、、とは言えないんですけど、堪能してください。」と舞台挨拶を締めくくりました。

 

作品概要

映画『友罪』

5月25日(金)TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、ミッドランドスクエア シネマ他全国公開

原作:「友罪」薬丸 岳(集英社文庫刊)

監督:瀬々敬久

出演:生田斗真、瑛太、佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子、奥野瑛太、飯田芳、小市慢太郎、矢島健一、青木崇高、忍成修吾、西田尚美、村上淳、片岡礼子、石田法嗣、北浦愛、坂井真紀、古舘寛治、宇野祥平、大西信満、渡辺真起子、光石研

配給・宣伝:ギャガ

©薬丸岳/集英社 ©2017映画「友罪」製作委員会

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