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2018-03-31

名古屋から熊本へ 「くまもと復興映画祭2018」を応援する名古屋の映画人 松岡ひとみさんの想い


 

2016年4月に発生した熊本地震から2年が経とうとしています。4月6日から8日の3日間、「くまもと復興映画祭2018」が熊本市と菊池市で開催されます。映画祭のディレクターをつとめるのは熊本出身の行定勲監督です。行定監督と交流のある名古屋の映画パーソナリティ 松岡ひとみさんは「映画で復興を願う」という強い気持ちからこの映画祭のサポートをしています。名古屋と熊本の繋がりも併せて「くまもと復興映画祭2018」をご紹介します。

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「くまもと復興映画祭」と名古屋との繋がり

熊本県を大きな地震が襲った2016年4月の2か月前、熊本の素晴らしさを実感できる映画「うつくしいひと」の完成披露試写会が熊本市で行われました。映画「うつくしいひと」は行定勲監督が熊本にゆかりのある高良健吾さんや橋本愛さんなどの出演者たちとともにつくりあげた39分の作品で、熊本地震が起きる前に撮影されていました。

名古屋では2016年6月18日に『やろまい!観よまい!届けよまい!名古屋チャリティー上映会』と題した映画「うつくしいひと」のチャリティ上映会が行われました。この上映会の実行委員会の代表をつとめたのは名古屋の映画パーソナリティ 松岡ひとみさんです。

行定監督との交友があり「映画で復興を願う」という強い気持ちを持つ松岡さんの働きかけで、中日本興業株式会社や名古屋の映画関係者が協力し、チャリティ上映会は閉館直前だった名古屋駅前のピカデリーを貸館料なしで開催することができたそうです。映画の上映後には行定監督のトークショーも行われ、鑑賞料金や募金が「くまもと映画製作実行委員会」を通じて被災地域に送られました。

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熊本の素晴らしさを実感できる映画

くまもと映画プロジェクトによって制作された映画「うつくしいひと」は地震で被災する前の美しい熊本の風景を収めた貴重な作品として復興のシンボルとなり、名古屋以外でも全国各地でチャリティ上映されました。

続編である「うつくしいひと サバ?」は熊本地震から半年がたった熊本を舞台にしていて、昨年の「くまもと復興映画祭2017」でお披露目上映されています。

今年は映画「うつくしいひと」シリーズのスピンオフであり、熊本地震当日の様子を描いた新作「いっちょんすかん」の初上映が予定されています。熊本市出身の倉科カナさんがヒロインをつとめ、熊本で活躍するタレントやアナウンサー、県内在住のエキストラ約500人も出演し、大きな揺れに襲われる中で奮闘し、大切な存在に気付いていく熊本の人たちの姿を描いています。

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くまもと復興映画祭2018プログラム

プログラムの詳細はこちら

4月6日(金)

特別上映会『うつくしいひと』『うつくしいひと サバ?』

時間:14時~16時(開場:13時~)

会場:市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)

オープニングセレモニー・プレミアム上映『いっちょんすかん』(無料)

時間:18時30分~21時(開場:18時~)

会場:熊本城二の丸広場

4月7日(土)

特別招待作品・特集作品上映・ゲストによるトークショー
『blank13』『僕の帰る場所』 特集薬師丸ひろ子『メイン・テーマ』『Wの悲劇』など
会場:菊池市文化会館 ほか

時間:9時~(開場:8時~)

4月8日(日)

特集作品・新作招待作品上映・ゲストによるトークショーやミニライブ

特集薬師丸ひろ子・行定勲監督作品『今度は愛妻家』、行定監督が厳選した次世代を担う映画監督たちの新作映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』『アイスと雨音』『アイムクレイジー』など

時間:9時~21時(開場:8時30分~)

会場:市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)

くまもと復興映画祭公式WEBサイトでは上映作品やゲスト、プログラムやチケット購入などの情報も掲載しています。

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