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2017-07-07

映画『ダブルミンツ』凱旋舞台挨拶レポート


6月3日に公開となった映画『ダブルミンツ』の凱旋舞台挨拶が名古屋・栄のセンチュリーシネマで行われました。主演をつとめた東海エリア発の大人気エンタテインメントグループBOYS AND MEN(以下:ボイメン)の田中俊介さんが登壇された舞台挨拶の様子をレポートします。(取材日:2017年7月6日)

ファンの皆さんは朝から熱かった

入場整理券は当日の朝10時からセンチュリーシネマで配布されるということで、配布開始の時に70名近くの行列ができていたそうです。座席数154席のスクリーン1はほぼ満席となり、開場前には整理券番号順に映画館の入口の外まで列ができていました。

男性のお客様は数名で、ほとんどが女性、年齢層は女子高生か主婦らしき方までかなり幅広く感じました。

リピーターも初めての方も

何度も観に来られている方が多いのかと思いきや、田中さんが「今日、これから初めて『ダブルミンツ』を観る方」と挙手を募ると、(多分、田中さんが)思っていたより多くの手があがりました。中には6〜7回は観ているというリピーターの方もいらしたようですが、『ダブルミンツ』を観たことのないお友達を連れて来てきたという方もいらしたようです。

今日までを振り返るひとり喋り

この日の舞台挨拶では、劇場スタッフが田中さんを呼び込んだ後、マイクを持つのは田中さんおひとり。お客さまの拍手に迎えられた田中さんは「公開から1ヶ月以上経って、こんなにたくさんの方に集まってもらえて、皆さんの愛を感じています」とファンの方々への感謝の気持ちを話されました。

「ダブルミンツ」との出会いを振り返り、ボイメンとして活動をしながらも芝居がしたいという想いを持ち続け、内田英治監督に想いをぶつけたところ、市川光央のビジュアルと似ているということで声をかけてもらえたとキャスティングが決まった頃の気持ちを語っていました。また、田中さんのお顔には原作の光央の目の下のホクロと同じ位置に跡があり運命を感じたとも話していました。

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職質を受けるほどのめり込んだ役作り

当初は同性愛やBLへの偏見もあったそうですが、内田監督の脚本があまりに魅力的で、不安はなくなったそうです。覚悟を決めて役作りを開始した田中さんはあまりに役に入りすぎて、街を歩いていて警察の方に呼び止められ職務質問を受けたこともあったそうです。警察の方に役作り中とは言えず、身分証を提示したりカバンの中身も見せたそうです。ただそのまま警察の方と別れるのは悔しいと思った田中さんは「愛知県警広報大使をつとめていますボイメンの田中俊介です」と“ボイメンの田中”を全面に出して挨拶をしたエピソードを披露すると会場は笑いに包まれました。役作りに没頭する田中さんをボイメンのメンバーは温かく見守ってくれていたそうで、メンバーへの感謝の気持ちも話していました。

最前列のお客さんとの距離は2m⁉

田中さんが登場したステージは客席にほど近く、最前列のお客様との距離は2mといったところ。センチュリーシネマでは整理券番号順に自由に席を選ぶことができるので、最前列をゲットできたお客様は整理券の番号が一桁台なのかもしれません。一体、今朝何時頃からセンチュリーシネマに来ていたのか聞いてみたかったです。

右手に携帯電話の理由は

舞台挨拶中田中さんは右手に携帯電話、左手にマイクをというスタイルで話し続けていましたが、どうしてずっと携帯電話を持ったまま舞台挨拶をしていたのかは、この日の凱旋舞台挨拶に来場した方々だけの秘密とさせていただきます。

あっという間に予定時間をオーバー

当初予定されていた舞台挨拶時間(25分間)はあっという間に過ぎ、田中さんは予定していた半分の話もできなかったとか。名古屋での上映は7月7日で終了となり、田中さんが「ダブルミンツ」でお客さんの前に立つのはこの日がラストになるそうです。しかし、これから他の地域での上映の予定もあり、海外での上映の可能性もあるので、引き続き、皆さんの応援をお願いしたいと舞台挨拶を締めくくりました。

人気のオリジナルドリンク「ダブルミツ」

映画『ダブルミンツ』の公開を記念して作られたセンチュリーシネマのオリジナルドリンクが来場者に大人気の様子でした。黒糖蜜と和三蜜に牛乳を合わせた、正にダブル蜜。優しい甘さがクセになる味で、お友達と一緒に買い求めるお客さんもいました。

公開初日に来場した田中さん、渕上さん、内田監督もこの「ダブルミツ」を飲んだそうで、コメントとサインの入ったポスターを撮影するファンの方も多くみられました。

楽しみどころ満載のセンチュリーシネマ

エレベーターホール、入口からチケットカウンターまでの通路、ロビーなど、サイン入りポスターや作品に関する展示がたくさんあり、上映時間まで作品の世界にどっぷりと浸って、飽きることなく過ごせます。

上映前後の舞台挨拶も数多く開催されており、今後も注目作品の舞台挨拶の予定もあるようです。

今後のイベント詳細はこらちをご覧ください。

センチュリーシネマ

Address:名古屋市中区栄三丁目29-1パルコ東館8F

Tel:052-264-8580

Map:

名古屋市中区栄三丁目29-1

 

作品情報

『ダブルミンツ』

サブカル界のカリスマ中村明日美子の漫画「ダブルミンツ」を実写映画化。高校時代に出会った二人の“イチカワミツオ”は数年後、衝撃的な再会をし、2人の関係は新しい形へと変わっていきます。犯罪と暴力、男たちの愛と共依存、複雑なドラマを描いています。

監督/脚本:内田英治
原作:中村明日美子「ダブルミンツ」(茜新社刊)
出演:淵上泰史、田中俊介、須賀健太、川籠石駿平、冨手麻妙、高橋和也、小木茂光
配給:アーク・フィルムズ、スターキャット
http://www.d-mints.jp/

(C)2017「ダブルミンツ」製作委員会

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